試合のみどころ
◆シーガルズについて
1983年に企業内同好会として創部し、1988年に実業団チームとなり協会に加盟。その後、クラブチーム化を経て、2003年に株式会社オービックをメインスポンサーに迎えて「オービックシーガルズ」が誕生。Xリーグ元年の1996年にライスボウルを制し、初の日本一。3度目の日本一になった2005年には、初のパーフェクトシーズンを達成。2010年秋から2012年には国内公式戦で37連勝し、3年連続日本一。2013年春に連勝は途絶えるも、秋に再び日本一になり、史上初の4連覇。通算7度の日本一と4連覇、8度の社会人日本一と4連覇はすべて、史上最多の記録。(以上、Xリーグ公式サイトより抜粋)
◆ここがポイント!
2019年シーズン、7-62。2020年シーズン、0-60。常に遥か遠く、我々の手の届かぬ前方を走り続ける存在だったシーガルズ。同じディヴィジョンにいながらここまで実力差があるものなのかと、対戦する都度奈落の底に突き落とされ続けてきた相手である。しかし今年、そのパワーバランスに突如地殻変動が起こりそうな予感がしてきた。第1節でインパルスに0-71と完膚なきまで叩きのめされたクリエイターズだが、その後猛スピードで立て直し、第2節フロンティアーズ戦では常勝軍団を相手に22-32と試合終盤まで勝敗のわからない戦いを展開。惜しくも金星は逃したものの、先方を動揺させるに十分な戦いを見せた。そして第3節ファイニーズ戦では27-23と、とうとうX1SUPER4強の一角から念願の初勝利をもぎ取った。特に王者・フロンティアーズを相手に試合終了まで互角以上の戦いを展開できたことは、クリエイターズメンバーにとって大きな自信になったことは間違いない。
ディフェンスの頑張りは、ある意味想定内であった。元々X1SUPERで戦える力を有しながら、オフェンスのドライブ力不足による厳しいフィールドポジションが大量失点につながっていたところが見えていたためである。しかし、嬉しい想定外だったのはオフェンス、特にこれまで何かと批判の矛先となっていたOL陣が、フロンティアーズ戦、ファイニーズ戦としっかりパスプロテクションを持ちこたえてくれたことであった。欲を言えば、今節はシーガルズフロントを地上戦で押し込み、RB陣が走りまわるのを見たいところである。更には、こちらもこの2試合続けて輝きを放っている、K/P#89朴のFG&パントも要注目だ。FGは2試合連続で48ydのロングレンジからのトライをねじ込んでおり、パントも第3節こそ出番がなかったものの、40yd前後は挽回してくれる。クリエイターズオフェンスディフェンス双方にとって、この上なく心強い選手が加入してくれた。
今季大きく進化を遂げつつあるクリエイターズ。直近2試合の内容を見て、シーガルズは間違いなく万全の準備で臨んでくるはずである。しかし、60点の高い壁を破壊するためのダイナマイトは揃った。今節壁を破壊し、その衝撃力で、X1SUPER全体に大地殻変動を引き起こせるか!?クリエイターズの進化の真価が問われる!!
◆注目選手紹介
RB #28 小泉 亜斗夢(こいずみ あとむ)
WR山下と共にチーム加入2年目にもかかわらず副将を務め、チームを鼓舞する日暮里の天才RB。サイズはないが、それを補って有り余る気持ちの強さとセンスで、1ydでも前にボールキャリー。しかし、カットバックがキレ過ぎて、時に味方も惑わされる!そして美声の持ち主。その美声を生かして女性を魅了するが、いいヤツ過ぎて、毎回「友達以上恋人未満」の憂き目に遭う、哀愁RBでもある。巨敵・シーガルズを相手に、哀愁を吹き飛ばす爆走を見せてくれ!!
LB #15 平沢 太一(ひらさわ たいち)
ランプレーに絶対的な強さを誇り、ストーク・ブロック(ランプレー時のWRによるブロック)が大好物のタイチくん。ハードヒットも持ち味で、日本代表WRでさえも、タイチのヒットに思わず落球する。そのタレ目の愛くるしい風貌から、副業として某子供向けテレビ番組のマスコットを務めているのではないかとの嫌疑がかけられる。大のお洒落好きで、アウエイの関西遠征であっても、髪の毛のセットは一切手を抜かない!課題は気を緩めると前歯が出ること。
■ クリチアから皆さまへ!
こんにちは!東京ガスCreators Cheerleadersです☆
秋シーズン第4戦です!本日もご来場頂きありがとうございます!!
今日も試合会場で熱い声援を行いましょう!
Let’s Go Creators!!!!