試合のみどころ
◆ファイニーズについて
1975年、長浜を中心とした湖北地域の出身者二十数名により「湖北ファイニーズ」を結成。1980年には文部大臣より優良スポーツクラブとして表彰を受ける。1986年、サンスター株式会社とスポンサー契約を結び、「サンスターファイニーズ」として大阪に拠点を移して活動を開始。サンスターファイニーズ時代は1991年および1993年に日本社会人選手権に出場。創部30周年を迎えた2005年に神戸にフランチャイズを移転。2009年には大手PC周辺機器メーカーであるエレコム株式会社とのメインスポンサー契約を締結し、2014年シーズンには前年度X-WEST4位の成績から実に21年ぶりとなるウエストディビジョン全勝優勝を果たした。(以上、Xリーグ公式サイトより抜粋)
◆ここがポイント！
ファイニーズとのこれまでの対戦は、2019年のリーグ戦1回のみ。接戦を競り負けて16-21で惜敗。試合の趨勢に大きく作用したのはファイニーズのパントであったと言っても過言ではない。当時のファイニーズのパンターにはたびたび素晴らしいパントを蹴られ、ディフェンスが奮闘してファイニーズオフェンスを食い止めても、再びパントで押し戻されて自陣奥深くからのオフェンスを強いられた。当時のパンターは出場していないものの、2年前の対戦時と遜色ないほど良いパントを蹴っている選手がおり、今回も苦戦が予想される。クリエイターズとしては、今期エレコムから移籍のDBショーン、K/P朴の2名に期待したい。
◆注目選手紹介
K/P #89 朴 容俊(ぱく よんじゅん)
今期エレコムより移籍。もともとはWRとの兼任だったが、今期はK/Pに専念。前節富士通戦では48ydのFGをねじ込み、ロングレンジ戦法が使えることを証明。接戦になった際に、相手チームにとってはかなりの脅威となり得る。パントも秀逸。40yd以上をコンスタントに蹴って、富士通のパンターとほぼ互角のスタッツを残した。試合中はオンオフの切り替えをしっかりしており、パイプ椅子がないと落ち着かないが、神谷キッキングコーディネーターと練習した成果を試合で発揮してほしい。
DL #54 中薗 敏樹(なかぞの としき)
新人。京都大学卒の薩摩隼人。DLになってまだ日は浅いが、高いIQ(リアル/フットボール共)と「ハンパねえ」身体能力により、経験不足を補ってもなおお釣りがくる。特に立ち幅跳びは出色で、スキルポジションの選手を遥かに凌駕して、チームメイトは口をあんぐり開き、板井HCはニヤつく。。。
前節は新人ながらスターターを勝ち取り、ビッグプレーの匂いをプンプンさせていた。今節も大学時代の本拠地・関西に凱旋して、大暴れしてほしい！！
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