パールボウル vs富士通フロンティアーズ 試合経過

VS富士通フロンティアーズ(2019/05/18)

パールボウル2戦目は昨年の王者、富士通フロンティアーズとの対戦。

第1Q、クリエイターズのキックオフで開始。
フロンティアーズ最初の攻撃はスリー&アウトに止め、最高の形で試合に入った。
クリエイターズ最初の攻撃はラン、パスと進め、3rdダウンショートから #22RB 尾花のランで1stダウンの更新を狙うが阻止されてしまう。パントキックで攻撃権を放棄。
フロンティアーズ2回目の攻撃はフロンティアーズ陣22ydからのドライブとなった。クリエイターズDFは何度も3rdダウンに追い込むが止めきれず、ゴール前12ydまで攻め込まれる。ゴール前12yd、3rdダウンのフロンティアーズの攻撃。エンドゾーンに投げ込まれたパスを阻止し、4thダウンでフィールドゴールトライにとどめる。
フロンティアーズ#11の29ydのキックが成功して【0-3】と先制される。

クリエイターズ2回目の攻撃は自陣13ydから。フォルススタートの反則を取られ、1stダウン15ydの攻撃になってしまう。このシリーズは、その後も大きくゲイン出来ずスリー&アウトに止められてしまう。4thダウンパントで攻守交代。
フロンティアーズ3回目の攻撃は、クリエイターズディフェンスのパスインターフェアの反則を誘い1stダウンを更新。

第2Qに入り、ゴール前18ydよりフロンティアーズの攻撃。4thダウン追い込むもランプレイで1stダウンを更新される。しかし、その後の攻撃を3つで阻止しフィールドゴールトライにとどめる。フロンティアーズ#25の23ydのキックが成功し【0-6】となる。
クリエイターズの3回目の攻撃は、自陣18ydから開始。#6QBイカイカから#23WR大下へのパスやQBキープのランなどで敵陣に侵入するが4thダウンパントへ。
攻守交代してフロンティアーズ4回目の攻撃は、QBのランで敵陣に侵入した後、3プレイ連続で#13へのパスを通され、ゴール前に侵入される。最後は#3から#85へのパスが決まり、この日最初のタッチダウンを奪われる。#11のキックも決まり【0-13】と差を広げられる。
クリエイターズの4回目の攻撃はスリー&アウトに止められてしまい、#19K関根のパントで攻守交代。
フロンティアーズ5回目の攻撃は、ハーフライン付近からの攻撃。ランとパスでゲインを重ね、ボールオン17ydからフィールドゴールトライ。#25のキックは外れ、【0-13】のまま前半を終える。

後半、第3Qは、フロンティアーズのキックをクリエイターズがリターンして、5回目の攻撃。#6QBイカイカから#23WR大下へのパスが成功しダウン更新まで1ydと迫るが3rd ダウンの攻撃を止められてしまい、クリエイターズは4th ダウンギャンブルに挑戦する。#22RB尾花のランで1stダウンを更新。続くプレーも#6QBイカイカから#28WR菅原へのパスが成功しさらに1stダウンを更新する。#84WR荻原へのパスが成功し3rdダウンショートとなるが、またも更新ならず、4thダウンギャンブルを選択。しかし、ノーゲインに終わり攻守交代。
フロンティアーズ6回目の攻撃は、#30のランを中心にゲインをかさね、ゴール前1ydまで迫る。3rdダウンでパスを試みるがクリエイターズが阻止。4thダウンギャンブルでフロンティアーズはタッチダウンを狙ってくる。#30のランを守り切れずタッチダウンを許す。#11のキックも決まり【0-20】となる。
クリエイターズの6回目の攻撃は、#23WR大下・#5WR高岡・#83TE鈴木へのパスが成功しゲインを重ねてゴール前まで迫る。

サイドが代わって第4Q、フロンティアーズの反則もあり、ゴール前2ydから#22RB尾花に2回続けてボールを持たせてランで待望のタッチダウンを決める。#19K関根のキックも決まり【7-20】となる。
フロンティアーズ7回目の攻撃は、フロンティアーズ陣30ydより開始し、QBは#18に交代。#18はパスや自らのラン、#30のランで1stダウンを更新しゴール前まで迫るが3rdダウンのプレーをクリエイターズディフェンスがなんとか阻止、4thダウンでフィールドゴールトライに追い込む。しかし、スナップが乱れ、プレイが崩れて投げられたパスが通り、それがタッチダウンになってしまう。#25のキックも決まり【7-27】となる。
クリエイターズの7回目の攻撃は、#6QBイカイカから#5WR高岡へのパスが決まりゲインをするも1stダウン更新とはならず、4thダウンでパントを選択し攻守交代。
フロンティアーズ8回目の攻撃は、QBが#12に変わり#30のランや#15、#87へのパスを通しゴール前2ydまでドライブされてしまう。最後は#12から#83へのパスが決まりタッチダウン。#11のキックも決まり【7-34】となる。
残り時間5秒からフロンティアーズのキックオフをクリエイターズが11ydリターンし、そこでタイムアップ。
【7-34】で富士通フロンティアーズの勝利となった。

これまでのフロンティアーズとの対戦に比べ、ディフェンスでは粘り強さも見せたクリエイターズだが、最終的には点差が開き、攻守に王者との力の差を感じ、秋のシーズンへ向けて課題を明確にすることができる試合であった。
なお、この試合の結果を受けて、次戦は、6月1日に行われる東日本交流戦となり、昨年のパールボウルで勝利したアサヒビールシルバースターと再度戦う。古豪シルバースターに勝利し、秋シーズンへの弾みとしたい。