続いて11月30日(土)のボランティア活動の様子です。
11月30日(土)
参加者:主将DB#11松倉選手、副将DL#96松田選手、副将RB#37萩野谷選手、副将OL#50鵜沼選手
RB #3佐藤選手、OL#78山本(大)選手、WR#84荻原選手
鮫島監督、左瀧コーチ、石田コーチ、神谷コーチ、北條マネージャー
●1つ目のビニールハウス。
コーチスタッフは土嚢袋に泥を入れる作業、選手は土嚢袋を外に出す作業を行ないました。
黙々と泥を入れ続ける鮫島監督
(手前)OL#50鵜沼選手(後方)ルーキーOL#78山本大貴選手
ここでもOLのコンビネーションは健在です!
昼食タイム。近所で炊き出しが行われ、暖かいスープなどをみんなで美味しく頂きました。
左:Before 右:After 残っていた花も外に出し、綺麗に片付きました。
●2つ目のビニールハウス
RB#3佐藤選手もビックリのこの泥の深さでした。
作業後に特別にリンゴ狩りをさせて頂きました。
(上)主将DB#11松倉選手(下)副将DL#96松田選手。
リンゴ畑は根元が泥に浸かってしまい出荷が出来なくなってしまったのですが、木の上方部に実っているリンゴはまだ食べられる状態だということです。
最後はリンゴの木をバックに一枚。
とても美味しいリンゴでした!
鮫島監督コメント
「被災地は思った以上に広いエリアで被害に遭われ、またかなりの高さまで川の水が浸水した痕跡を見てその被害の甚大さに驚きました。12名で1日作業して1つのビニールハウスの泥だしがやっとであることに、現地の方が大変な思いをされていることを痛感しました。
我々の所に長野市内にお住いの方が飛び入りでボランティアに参加されたことや、炊き出しフェスなど、ボランティアを通じて人の優しさや温かさにふれることが出来ました。
ボランティアに参加し体力的には疲れましたが、このような経験で逆に我々が元気をもらえたことに感謝です。」
主将 松倉選手コメント
「11月30日にボランティア活動に参加させていただきました。現地は至る所に泥が蓄積し、木々は倒れ、リンゴの農家では出荷前の赤いリンゴが沢山地面に落ちており、台風19号が上陸した日のことを考えると恐怖を感じるような状態でした。
作業はビニールハウス内に溜まった約20cmの泥を掻き出すというものですが、重機が入れない狭い場所での人力による作業で、しかも水分を含み重量感のある泥のため、予想以上に過酷なものでした。30日は選手・コーチングスタッフ計12名が集まりましたが、日頃トレーニングをしている選手がいても1日でビニールハウス1棟の泥を掻き出すのが精一杯でした。
今回ボランティアに参加してとても驚いたことは、現地の方々の明るさと温かさです。過酷な作業にも現地の方は笑顔を絶やさず、復興に向けて前を向いていました。また、お昼には炊き出しを振舞っていただいたり、リンゴを分けて頂いたりと、心温まるおもてなしにとても感動しました。
初めての体験でしたが、とても貴重な経験となりました。復興にはまだまだ時間がかかると思いますので、今後も私もできる限り足を運び、少しでも力になれたらと思いました。」
クリエイターズでは引き続き、チーム理念に沿って、ボランティア活動を継続してまいります。
【write : miki】