【歴代主将紹介】第10代 安孫子 庸

第10代主将:#63OL 安孫子 庸(2002~2003年)

■2002年シーズン

東京ガスグループ以外のメンバーにも門戸を広げたクラブチーム体制に移行し、「二部優勝、一部昇格」を目標にシーズンをスタートした。
黒沢HC体制の下、例年以上に練習の強度も上げ、ブロック、タックルといった基礎練習やトレーニングに重点的に取り組んだ。
シーズン中には、チームメイトの小泉雅利氏の急逝といった悲しい出来事もあったが、チームの結束を高め、秋のリーグ戦に臨んだ。
リーグ戦では、圧倒的な強さで勝ち進み、5戦全勝で優勝。
1214日のハスキーズとの一部昇格への入替戦に臨んだ。試合は、序盤からターンオーバーが続く展開であったが、東京ガスが先制、その後ハスキーズに追いつかれ同点のまま前半終了。後半も一進一退が続く中、FGで3点を追加するとそのまま守り抜き「10-7」で勝利し、創部以来の悲願であった一部昇格が決定した。

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■2003年シーズン

一部リーグ初挑戦となった2003年シーズンは、トップリーグの洗礼を味わった厳しいシーズンとなった。
春先からトレーニング強化、他チームとの合同練習を精力的に行ったが、秋のリーグ戦では、個々のスピード、パワーの違い、選手、コーチ、スタッフの層の厚さといったチーム力の差を痛感した。
秋のリーグ、第2戦、強豪の富士通戦では、接戦に持ち込むことができたが、惜敗。
その後の試合でも、試合の主導権を掴む事ができず4連敗と敗戦が続いた。
リーグ最終戦は、廃部により一部に繰り上げ復帰したハスキーズとの全敗同士の戦いとなった。
オフェンス、ディフェンスともこれまでの鬱憤を晴らすような試合展開となり「37-7」で勝利し、一部残留が決まった。
二部降格こそ免れたが、トップリーグとの実力差を感じた厳しいシーズンとなった。

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